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インドネシア転職:インドネシア基本情報を丸ごとお伝え

観光大国で知られるインドネシア。ジョグジャカルタ、バリなどすでに訪れたことのある方も多いのではないでしょうか。日系企業の進出数も東南アジアの中でも多く、日本とビジネス上の繋がりも深いことで知られています。そして、2万人以上の日本人がインドネシアで暮らしているといわれています。

こちらの記事では、インドネシアへの就職や転職を考えている方々に向けた、インドネシアの基本情報についてお伝えします。

目次

1.     インドネシア国基本情報

2.     インドネシアの治安は

3.     就職活動の前に知っておきたい!インドネシア経済と産業構造

4.     インドネシアの食生活について

5.     コストパフォーマンスが高い!住居情報

6.     もしもに備える医療事情

7.     インドネシア・ジャカルタ市内の交通機関

8.     携帯電話、Wi-Fiの入手方法

9.     子供の教育事情(小中学校)

10.   就労ビザとワークパーミット取得について

11.   インドネシア渡航前に準備すること

 

1.インドネシア基本情報

東南アジアに位置するインドネシア。日本からは飛行機で、約7時間で到着。日本との時差は-2時間です。

首都はジャカルタ。なおジャカルタの語源は、サンスクリット語のジャヤ(栄光・勝利)+カルタ(達成・獲得)の二つの単語から作られた合成語が起源となっています。

インドネシアの人口は約2億7913万人、面積は日本の約5倍の189万㎢です。そのうち1,056万人がジャカルタ在住です。公用語はインドネシア語で、人口の約9割がイスラム教を信仰しており、街中にはたくさんのモスク(礼拝場所)があります。

インドネシアは世界最多の島を抱える島国で、赤道にまたがり1万3,466もの大小の島により構成されています。ジャカルタがあるジャワ島は人口約1億2400万人と、世界第一位の人口を有する島でもあります。ジャカルタからは、多くの世界遺産があるジョグジャカルタ、ビーチリゾートのバリ等、陸路・空路で多くの観光地に行くことができるため、旅行好きの方が多く集まるエリアといえます。

2.インドネシアの治安は?

インドネシアの治安についてどのようなイメージをお持ちでしょうか ?

外務省海外安全ホームページによると、インドネシアは全体的に危険度レベル1(十分注意)に指定されています。首都ジャカルタには高級ブランドやショッピングモール、五つ星ホテルやレストラン等があり、それほど危険ではありません。東南アジアの中では比較的安全な地域になります。インドネシアが初めての方や、女性一人だったとしても、あまり神経質にならずに就職・転職活動に専念していただけます。

2002年にはバリで、2016年にはジャカルタで爆弾テロが発生し、一時的に治安が不安視されていましたが、それ以降は情勢的にも落ち着いており、通常通りの生活へと戻っております。

ただし、日本と比べるとスリやぼったくりのニュースは多いと聞きますので、夜間、外出する際は注意を払う必要があります。これは日本以外の国すべてにいえることです。自分が海外にいるという意識を常に持ちつつ過ごす事が大事になります。

※最新情報については、外務省の海外安全情報サイトをご確認いただけます。

3.就職活動の前に知っておきたい!インドネシア経済と産業構造

インドネシアは東南アジアの製造拠点として、輸出産業をメインに世界中へビジネスを展開しています。GDP(国内総生産)は1998年以降、右肩上がりで増加をしており、東南アジア諸国内で1位となっています。

産業別に見ると、大きく製造業、農林水産業・鉱業、サービス業等の第3次産業(主に観光業)、に分けることができます。

GDP全体の20%近くを占める製造業の中でも、自動車産業はインドネシア経済を支える重要な産業であり、その他にもエレクトロニクス、食品、化学、ゴム・プラスチック、機械設備、石油化学、鉄鋼、繊維など多岐に渡ります。

 

4.インドネシアの食生活について

インドネシアは、日系の飲食店やスーパーが多く進出しています。海外では日本食は高級料理として位置づけられている国が多いですが、インドネシアでは日本国内と変わらないリーズナブルな値段で日本食を食べることができます。また、インドネシア料理以外にも、様々な国の多国籍料理が選べ、食には困りません。

外食

インドネシアは元来、外食文化の国で、外食産業が盛んです。予算やTPOに合わせお店を選ぶことができます。予算を安く抑えるのならインドネシア料理の屋台(約150円~)、日本食が食べたくなったら和食定食(約800円~)など。また、街角のいたるところにカフェや大手のファーストフードも多く出店しています。

中食(テイクアウト・デリバリー)

一人で食事を簡単に済ませる場合は、食事をテイクアウトまたはデリバリーするという方法もあります。また多くの方は、「Go Food」や「Grab Food」というデリバリーサービスを利用していて、その数も豊富です(日本Uber Eatsのようなサービス)。アプリをダウンロードすれば、自宅に居ながら有名店から屋台の食事まで、100円程度の配達費用で自宅まで届けてくれます。

内食(自炊)

健康面に気を付けている場合は、自炊という選択もあります。

日本食材は、パパイヤ、イオン等のスーパーマーケットで簡単に入手できます。直接スーパーで食材を買う方法以外にも、自宅に食材をデリバリーしてくれる便利なサービスもあります。

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5.コストパフォーマンスが高い、住居情報

インドネシアで暮らすメリットのひとつに、住居のコストパフォーマンスが高いことが挙げられます。

気になる家賃相場ですが、一人暮らしの場合ジャカルタ市内で5,000,000ルピア~(約40,000円~)程でKostというワンルームアパートに住むことができます。Kostは家賃を毎月払いする事が可能で初期費用も抑えられます。

部屋の中にキッチンがあるStudioと呼ばれる日本でいうワンルームタイプのマンションの場合、7,000,000ルピア~(約56,000円~)程で入居が可能ですが、半年から1年といった期間の家賃を前払いする必要があります。

ジャカルタ市内のアパートメントは、入り口には24時間のセキュリティがついており、居住者用スペースに入るにも専用のカギや指紋認証が必要と、安全対策は万全のところがほとんどです。ジム・プールもついていて、快適な生活が送れること間違いなしです。

日本では手の届きにくい高層マンションに、安価な家賃で住めるのは嬉しい限りです。​

住居探しは、日本に比べてとても簡単にできます。インドネシアでは家具・家電が備え付けのマンションが多く、内見をしてから早くて翌日には入居可能となります。おすすめの流れとしては、日本にいる間に情報収集を行い、インドネシアに渡航してから内見を一気に進めて、部屋を決めるという方法です。

インドネシアでの住居探しについては大きく3つの方法があります。

不動産仲介業者

ジャカルタや近郊(ブカシ、チカラン、カラワン)には日系不動産会社が多く進出しているので、日本人スタッフの方に相談しながら物件を探すことができます。ただし不動産会社によっては、駐在員向けの高額物件のみを扱うところもあるため、複数の会社を比較してみましょう。

インターネットで検索する

英語もしくはインドネシア語でのやり取りが可能な方は、直接インターネットサイト、アプリにて気になった部屋の担当者に問い合わせをするのもおすすめです。ブローカーといって個人不動産仲介業者やマンションのオーナーが定期的に空き部屋の情報を更新しています。

自分の足で探す

最後に、日本ではあまりない方法ですが、気になったKostやマンションに直接、出向いて探すこともできます。空き部屋があればそのまま見学をさせてもらい、条件が合えば契約を行うことも可能です。なお、住居に不具合があった場合(水道の故障や隣人トラブルなど)は、仲介業者がいるわけではないので、自身でマンションの担当者に連絡するなど、入居後の難易度は高めかもしれません。

​マンションの場合、住居契約は1年間とするところが多く、日本に比べとても簡単に引っ越しができることから、気分転換で引っ越しをするという方もいます。引っ越しの際には入居したい1~2カ月前ほどに探し始めるのがベストタイミングだそうです。それより前に内見をしても、オーナーさんにとっては少しでも早いタイミングで入居してくれる方が好ましいため、手付金の支払いなどを要求されることがあります。

引っ越しにおいて便利なサービス「Go Box」をご紹介します。同アプリをダウンロードして、住所・配送先・配送日時・希望の車両サイズなどを入力しますと、近くにいる最適なドライバーがマッチングされ、配送をしてくれるというサービスです。
Pickup Bakというサイズを利用して、ドライバー1名と荷物を運んでくれる方1名がついて400,000ルピア(約3,200円)程度です。チップを含めても4,000円以内で引っ越しが完了します。

6.もしもに備える医療事情

海外で生活するうえで不安なことのひとつが、医療面。

インドネシアでは私立の総合病院等に外国人受付等を配置している病院も多く、医師は英語も通じるため、インドネシア語が話せない方でも受診が可能です。

インドネシアのジャカルタ市内には、Siloam Hospital、mayapada hospital、pondok indah hospitalといった複数の私立病院があり、英語のみならず日本語の通訳者が常駐している病院もあり、安心して診療を受けることができます。なお診察医や診察内容によって料金が変わるため、事前に病院に問い合わせて症状を伝えるとともに、診察代の目安を確認しておくことをお勧めします。

風邪などの軽い症状の場合には、Takenoko Clinic Medical CenterやKYOAI medical serviceといった日系クリニックに行くこともお勧めです。インフルエンザや各種予防接種、就労許可書のために必須の健康診断を受けることも可能です。

インドネシアの健康保険事情ですが、インドネシアで働く方は加入必須である社会保険にて居住管轄の保健所を経由する事で社会保険適応病院に無料で通うことができます。ただし、インドネシア語しか通じなかったり混雑したりしていることも多く、なかなかスムーズに診療を受けるのが難しい病院もあります。インドネシアにいる外国人にとってはハードルの高い保険制度です。

そこで企業が福利厚生として民間医療保険の付与を行うケースがあります。

これは企業が民間保険に加入し、従業員の通院や入院に対して保険でのサポートをするものです。保険プランによって1回の通院における費用負担額などは異なるため、ご入社が決まりましたら内定先企業の人事やご担当の方にお問い合わせください。

7.インドネシア・ジャカルタ市内の交通機関

JAKARUTA 市内では やMRT (地下鉄)、タクシー、バス、バイクタクシーなど多くの交通機関があります。

日中夜、ジャカルタ中心部で渋滞が発生しますが、バス、MRTは地域が限られるため多くの方は市内移動にタクシーを利用されています。

タクシーの初乗り料金は7,500ルピア(訳60円)長距離を移動しても200,000ルピア(約1600円)程度になります。オンラインタクシー(Uberのようなサービス)も充実しておりメータータクシーより利用者が多くなっています。金額はメータータクシーの9割ほどとなっています。

 

8.携帯電話、Wi-Fiの入手方法

インドネシアに住むことになった場合、現地での携帯電話やWi-Fiをどうするか悩みますよね。

通信会社との契約というと難しいイメージがあるかと思いますが、インドネシアの場合でも手続きは日本とはそれほど変わらず、むしろSIMフリー携帯電話が前提であることやプリペイドのSIMがあることから、プランの変更等が容易です。

デパートや大型ショッピングモール内の通信会社でSIMを購入する際、パスポートを提示し、利用登録をする必要があります。

携帯電話

携帯電話を使用する際には、通信会社と契約しSIMを入手します。携帯電話自体は、ご自身でSIMフリータイプのものを用意することになります。日本から持参したSIMフリー携帯電話は、インドネシアで関税を払わないと使用できないため、中古であってもインドネシア到着時、税関での関税支払い、手続きが必要になります。

インドネシアにはIndosat、Telkomsel、Smartfrn、XLといった大手通信会社があります。

契約の種類としてはプリペイド式(チャージ式)、ポストペイド式(月額契約)がありますが多くの方がプリペイド式で契約されています。

※使用中の携帯電話がSIMフリータイプであれば、SIMカードを契約することでそのまま使用できますが、日本で購入したものですとインドネシアにて関税を支払う必要がありますのでご注意ください。

プリペイド式のSIMカードは、携帯アプリ経由、銀行ATMでトップアップ(チャージ)することで継続して使用が可能です。

ポストペイド式(月額契約)のSIMカードの場合、契約時にプランをしっかりと確認することや契約の条件を確認する必要があり、個人での契約時には勤務先会社からの在籍証明書等が必要になる場合があります。

インドネシアに来たばかりで在籍署名所がまだ手元にない場合は、プリペイド式をまず購入する事をおすすめいたします。

Wi-Fi契約

インドネシア、特にジャカルタは日本よりも公共のWi-Fi環境が整っており、カフェや大型商業施設内ではフリーWi-Fiへの接続ができます。

自宅でPC等を利用するためにWi-Fiを準備する場合も携帯電話と同様に各通信会社との契約をします。住居によってはWi-Fi付きの部屋もあります。

頻繁に引っ越しをされる方や旅行先でもPCを使いたいという方は、各携帯会社が出しているポケットWi-Fiルーターを契約することで、場所を選ばすどこでも通信をすることも可能です。

いずれも、日本と比較しても通信スピードに不自由はなく、むしろ通信費が安いのが特徴です。

 

9.子供の教育事情 (小中学校)

お子様と一緒にインドネシア移住をされる際は、学校選びも重要な要素になるのではないでしょうか。

インドネシアの小中学校については、インターナショナルスクール、日本人学校、インドネシアローカル学校の3つの選択肢があります。

下記は、小中学校についてですが、未就学児の場合でも日系の幼稚園や保育園が数多くありますので、いろいろと調べて比較検討してみてください。

インターナショナルスクール

ジャカルタ市内を中心に英国、米国、豪国、アジア系のインターナショナルスクールが数多くあります。

学費は平均約200,000,000ルピア/ 年となりますが、比較的安価な学校ですと平均約30,000,000~60,000,000ルピア / 年でインターナショナルスクールに通わせることもできます。

日本人学校

インドネシアの日本人学校はジャカルタ、チカランと2校あります。

日本国内と同じ教育を提供している小中一貫の私立学校となります。学費は平均約70,000,000ルピア / 年かかります。

ローカルスクール

ローカルスクールは私立と国公立があります。

私立学校はインドネシア語と英語の教育カリキュラムがあり選択する事ができます。学費は平均で約40,000,000ルピア / 年かかります。

インドネシアの国公立学校は原則としてインドネシア語での授業となります。学費は平均8,000,000ルピア / 年程度もしくは無料となっております。

※各学校にもよりますが、その他にプラス諸経費がかかります。

10.就労ビザとワークパーミット取得について

インドネシアへの入国にあたって観光ビザ、留学ビザ、就労ビザ、就労者家族ビザ等様々なビザがありますが、インドネシア国内で就労するにあたっては原則、就労ビザ(VISA312)の取得とインドネシア国内での労働許可証(IMTA)の発行が必要となります。

ビザの種類 (略称)

ビザの種類 (略称)

目的

就労可否

観光ビザ

Visa On Arrival

観光等短期渡航

×

就労ビザ

VISA312

就労目的での渡航

就労者家族ビザ

VISA317

上記就労者帯同の家族向け

×

その他

留学ビザ、リタイアメントビザなど

留学やリタイヤ後のインドネシア滞在

×

※一部例外有。

企業からの内定を受諾し、インドネシアにて働くことが決まった後、最初に労働省にて労働許可証(IMTA)の取得申請を行います。労働許可書(IMTA)の発行後、移民局にて就労ビザ(VISA312)を発行しインドネシアに入国する事になります。

※2020年まではインドネシア国外のインドネシア大使館にてビザの発行を受ける必要がありましたが現在はe-VISAの発行後、直接インドネシアに入国できます。

「就労ビザ」及び「労働許可証」取得の一般的な流れ

  1. 企業からの内定をいただく。 (内定受諾書への署名)

  2. VISA312申請に必要な書類を準備する。

  3. インドネシア労働省にて労働許可証(IMTA)の取得申請を行う。(企業側が行います。)

  4. 労働許可証(IMTA)取得後、インドネシア国内移民局にて就労ビザ(VISA312)を申請する。

  5. インドネシアにて就労ビザ(VISA312)発行後、インドネシアに渡航する。(VisaはPDFファイルにて発行されます)

  6. インドネシア到着時、空港にて居住許可(ITAS)の申請を行い入国する。

「就労ビザ」及び「労働許可証」取得の際にご自身で用意が必要な書類

  1. パスポート全ページのコピー(必要残期間12カ月)

  2. 職務経歴書(英文)

  3. 現職または過去の在職証明書、合計期間5年以上(英文)

  4. 最終学歴の卒業証明書(英文)     

  5. 写真(4×6cm、背景赤色)

  6. 日本の公的健康保険または民間医療保険の証書のコピー

  7. ワクチン接種証明書


11.インドネシア渡航前に準備すること

内定を受諾し、インドネシアへの渡航が決まったところで、具体的な準備が必要になります。実際に日本からインドネシアへの渡航準備をしたJACのコンサルタントの経験から、To Doリスト式に準備内容をご紹介します。

To Do1 就労ビザ取得のための手続き

インドネシアで就労するには就労ビザの取得が必要です。就労ビザの申請はインドネシア側の企業が手配を致します。現在は在日インドネシア大使館に行く必要はありません。

就労ビザ申請時、前職の在職証明書が必要となりますが、合計期間5年以上のものが必要になりますので、前職のみで良いのか、さかのぼって全ての在籍企業からの証明書が必要となるかは、内定先の人事ご担当者の方と密に連絡を取ってご確認ください。

なお、ビザ申請においては英文卒業証明書・英文成績証明書も必要となりますが、こちらは選考状況が佳境に入りましたら、取り寄せを進めておくと良いかもしれません。

To Do2 日本国内 役所関連の手続き

日本を離れる際、住民票の登録を抹消する手続きを取ることができます。住民票の登録を抹消すると健康保険などの社会保障からは離脱する扱いとなるため、定期的に日本の病院へ通院の必要がある方などは、住民票をそのままにして渡航をする方もいます。その場合、ご自身で国民健康保険の支払いが必要となるため、まとまった日本円での資金をご用意することをおすすめします。

また、国民年金については、海外での就労の場合は支払いを停止することも可能ですが、任意で加入し支払いを継続する方もいます。

To Do3 在留届の提出

外国に住所または居所を定めて3カ月以上滞在する方は、在留届の提出が義務付けられています。インドネシアへ渡航が決まったら、在インドネシアの日本大使館へ在留届の提出をしましょう。危険情報や日本との渡航に関する注意事項などの連絡が来ます。

オンラインにて在留届の提出が可能です。外務省 オンライン在留届サイトをご確認ください。

To Do4 渡航用の荷物の準備

インドネシアは日系の店舗やスーパーマーケットなどが多く進出しており、特にジャカルタでは日本製品を手に入れることができます。そのため、単身者であればスーツケース一つで渡航できてしまうほど、なんでも買い足せるので本当に困ることが少ないです。

なかでも、日本から持ってきたほうが良いと思われるものをご紹介します。

スーツ・・・日系アパレルメーカーも進出しており、比較的、簡単に手に入れることができますが、汗をかいても手入れしやすいウォッシャブルスーツなどは、数着あると安心です。

化粧品・・・日系化粧品メーカーの製品はデパートやショッピングモールで買うことができます。ただ体質によっては日本で慣れ親しんだ製品が欠かせない方もいらっしゃいます。日本へ定期的に帰国するまでの間(約3~6カ月分程度)のストックを、合わせて持参すると安心です。

To Do5 渡航費の準備

入社して最初の給与日は、入社日によっては満額給与が支給されない場合もあります。そのため、渡航後1~2カ月分の生活費をお持ち頂くことを、おすすめします。

なお、クレジットカードでも支払いは可能ですが、念のため現金でもお持ち頂いたほうが、いざカードが使えなかった時のため安心です。カードメインで過ごす予定の方は、海外での支払いが可能か、支払い制限がかかっていないかを事前にご確認ください。

渡航してすぐに必要となる費用としては、新居への引っ越し代、生活費、食費等です。

特に大きくかかるのが新居への引っ越し代です。インドネシアではマンションとアパート(Kost)で入居時に支払う金額が大きく異なります。

マンションの場合、入居時に1年分の家賃に加えてデポジット(1か月分)を支払います。デポジットは日本で言う敷金のことで、退去時にクリーニングや傷の修復に使用され、残額は返金がされます(オーナーさんによって異なるため、確認は必要です)。

アパート(Kost)の場合は家賃を月払いできるため、入居時に必要な費用はデポジット(1か月分)と先払い家賃1カ月分の計2カ月分の支払いが必要です。

インドネシアにおける就職・転職に関するご質問またお困りごとなどがございましたら、お気軽にご相談ください。

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