インドネシアの会社で働く場合、本社からの出向者・駐在員と違い、雇用主はインドネシアの会社(現地法人)となります。このような形態を一般的に「現地採用社員」と称することが多いです。
では現地採用社員に求められるスキルや役割は、どういったものがあるのでしょうか?
【語学力】
たとえ日系の会社で働くとしても、インドネシアという日本ではない国で働くわけですから、
「日本語以外はちょっと・・・」となると、就職の機会は限られてしまいます。
通常求められる言語能力としては、インドネシア語と英語があります。
ではどの程度の能力が必要なのでしょう?
これは会社によって、また職種によってまちまちですが、
「このくらいはクリアーしておきたい」というレベルでいけば、インドネシア語であればインドネシア語技能検定“C級”、英語であればTOEIC600点というところでしょうか。
インドネシア語技能検定もTOEICも、インドネシアで受検することが可能です。
下記はこの二つの試験の関連サイトです。
インドネシア語技能検定試験
http://www.i-kentei.com
TOEIC(International Test Center)
http://www.itc-indonesia.com
【パソコンスキル】
昨今パソコンの能力は、「できて当たり前」という類のスキルになってきています。
エクセル、ワード、パワーポイントは最低限扱えるようにしておきましょう。インドネシアではまだシステム化できておらず、エクセルでの管理も稀ではありません。また資料作成にはパワーポイントを使うのが一般的です。見やすい文書や表、プレゼン資料の作成ができれば、なお素晴らしいスキルといえます。